ニュースレターでお店・会社・営業が良くなる!?

【良くなる】は具体的に言うと「業績が上がった」「知名度が上がりお客さんが増えた」「営業の質が向上した」他いろいろあると思います。私も建材店時代、様々な勉強会に参加して会社を良くする方法を模索していました。その中のひとつにニュースレターがあるかと思います。

もう8年前のことですが、何で知り合ったのか忘れましたが、神戸の阿川さんという外車の営業マンとお友達になり島根まで何度もお話をしに来てくれました。そのお話の場を私が作ったのですが、彼はお客さんにひたすらハガキを送り、営業を全くせずに、「あなたから車を買いたい」と言われるようになりました。お客さんが彼のファンになったのですね。そのハガキはお客さんが読むと感動・感銘する内容で、冷蔵庫に貼っていたらそれを子供さんが読んで学校に持っていき話題になったそうです。手紙ではなくハガキは誰もが読めるのが利点ですね。

そのテクニックはすごいもので、今、ここで紹介ができません。というのは、今は彼とはご無沙汰になっているのですが、多分現在は、外車のセールスマンから営業のコンサルタントに変身されているのではと思うので、うかつに書けないのです。

さて、世の中には、営業はもちろん宣伝広告やホームページなども無くても商売がやっていけるお店や会社もたくさんありますし、その反対もありますね。私の町でもだんだんと商店街がさびしくなり、周辺の大型店がにぎわっています。私は昨日の朝10時頃、出勤する前に松江市内のスーパーに行ったのですが、もう人が大勢入っていました。きっと、このスーパーも、集客するために様々なことをされていると思うのlです。

さきほどの外車の営業マンがお客さんに送られていたハガキこそニュースレターだと思います。ニュースレターはすべてのお店・会社・営業マンの方に必要なものではないと思いますが、検討される価値は充分にありますね。

 

 

健作ちゃん便り

本日は、平成29年の8月に作った「健作ちゃん便り」を紹介します。その時は「ニュースレター」の意識が全く無い状態で書いたのですが、今、改めて読むと

「ニュースレター」の本質に近いように感じます。

 

私のことを「健作ちゃん」と呼ぶのは現在のところ今年の1月2日から勤めているシカゴピザの店長だけです。しかし振り返ってみたら40数年前に大阪の会社の寮にいた時に皆から「健作ちゃん」と呼ばれていたのです。今は「健ちゃん」や「健作さん」が多くてたまに「健さん」、わずか2人ですが「大島っち」と呼んでくれる方がおられます。

私は書くことが好きなのか、平成18年8月から10年間毎日「元気便り」というコラムを書き多くの方に送っていました。100%ではないですが、私をさらけ出して書いているところが受けたようで興味を持って読まれたようです。最近からはフェイスブックで「健作ちゃんコラム」を書いていますが、今回のこのチラシは「健作ちゃん便り」としてみました。

 さて、私はどんな子供だったのか、そんなことから書いてみますね。私の小学校の時のことです。それは母親が教えてくれたのですが、クラスにくさい人がおられて隣に座る人が誰もいなくて私が座ったらしいです。そしてそのくさい人は日の丸弁当(梅干だけ)、一方私はご馳走たっぷりで、母に自分も日の丸弁当にしてくれと頼んだとか、全く覚えていないのですね。

 中学生の修学旅行の帰りの電車の中で、私が何をしたのか全く記憶はないのですが、中年の方がえらく私を気に入られ「子供になって欲しい」と学校まで申込をされました。そのことが何故か学校の朝礼で発表されたのです。学校から親にその申込が伝わりもちろん親は断ったのですが。

 中学校の3年の時に「竜馬がゆく」を読んで坂本竜馬に心酔し幕末にあこがれました。高校1年の時に一人で高知にも行きましたよ。また同じ頃に幕屋という結構に過激的なキリスト教にも出会い、将来は社会事業のような仕事をしたいと思いました。そんな私に大阪の牧師さんから「お父さんが作られたお店があるじゃないか。世の中の片隅でもいいから『一隅を照らす』生き方も素晴らしいんだよ」と言われ父が築いた建材店の跡取りになったのです。

 その建材店を2代目の私が昨年の12月をもって潰してしまいました。それは想定外のことでした。私は元々好奇心が強く新しいものにすぐに飛びつく性格で、どんどん革新的なモノやコトを導入しました。その行動力に自信を持ち回りの人も驚きました。県外の工務店さんとも交流が始まり平成17年には横浜でセミナーを開催して「空飛ぶ建材店」と呼ばれました。

 そんな華やかな時代は懐かしい思い出となったのですが、過去のことを悔やんでみても何も生まれません。いろいろな反省は真摯に受け止めて、これから「元気で明るく強く輝いて」それは「おひさま」のように生きようと思っています。

 今は、シカゴピザセブンイレブンで仕事をしていますが、両方とも10代や20代の方が多くて私も若返っている感じです。もしも「建材屋」を順調に全うしていたらこんな経験は出来なかったことでしょう。だから「うまくいかなかったから、いろいろな体験ができたんだ」と思うと心が楽になりますね。

 さて、私は今後どんな人生を歩むのでしょうか。今までのことを振り返ってみると自分の予想通りになっていないことがたくさんありました。だから、今、私が未来を予想してもその通りにならない可能性が大きいように思います。だったら、先のことは神さまにお任せして、今やることに集中した方がいいかもしれませんね。そして、これから自分の人生がどうなるのか分からないけど、すべて大丈夫だと信じることが大切だと思います。それが「自分を信じる」ことではないでしょうか。私は最近からそれができるようになりました。「おひさま」のように生きたいものですね。

イラストレーターの阿蘇のあべまりあチャンがデザインしてくれた「おひさまバッジ」あります。送料込みで1個300円です。ご希望の方はご連絡ください。

      ( 平成29年8月18日 大島健作 記)

 

以上ですが、いくつかポイントがあります。

①私のプロフィールを物語風にして紹介している。人は物語に感動・感銘します。

②おひさまバッジを最後にさりげなくPRしている。実はこの便りを読まれた方からバッジの注文があったのです。通常は商品の特長やお買い得なことを正面からPRするのですが、この商品が生まれるまでのエピソードや苦労話なども入れるといいかもしれませんね。

この便りを読んでもらうと、私がどんな男かある程度分かってもらえます。これを口で言おうと思ったら時間はかかるし、どれだけ伝わるのか私の表現力も?です。

もしも、将来、私がニュースレターの講演でもすることになったら、これを使うといいかもしれませんね。(笑)

ニュースレターの効果

 

【ニュースレターの効果】は様々あるように思います。配布先は新規・既存のお客さま、同僚・上司・取引先・家族・友人などたくさんあるのですが、自分の情報(考え・思い・最近の出来事・感動したこと・嬉しかったこと・うまくいったこと・失敗したこと他)を書いて多くの人に伝えると、何か今までとは違った現象が生まれるかもしれません。例えば、営業に新たな活気が生まれた、人間関係が以前より良くなった、自分のやる気が上がった、結果として店・会社・効果的な営業に貢献することになると思うのです。

では、ここで一例を紹介します。

Aさんのところにある日2枚のチラシがポスティングされていました。1枚は住宅見学会の案内です。高耐久・自然素材・太陽光発電・大空間などよく見るチラシです。Aさんはいつか家を建てたいと思っているのですが、今すぐでは無く、まだいいやとこのチラシは捨てました。

もう一方もある建設会社のチラシ、これを見て「おかしいぞ、変だぞ」とAさんは思いました。どこにも売り込みが書いてないのです。あるのは営業マンの自己紹介で、この会社に入ったきっかけなどが中心でした。子供が小学校4年で野球に熱中している、自分も学生時代に野球をやっていた、おっ、俺と一緒だとAさんはこのチラシを熱心に読んでいました。

そして、最後の方に小さい字で「家づくり勉強会」の案内(詳しくはHPにて)が書いてあり、Aさんはスマホでその詳細を調べたら、講師がその営業マンで、何かその人に会ってみたくなり、奥さんと一緒に勉強会に行くことになりました。

 

2つのチラシの違いがある程度理解できたでしょうか。今回の場合は後者のニュースレターの方が効果的でしたが、一般的な売り込みチラシがダメとは言いません。ただ、売り込みチラシだけでは限界がある場合もあると思うのです。また、2つのタイプが混在するチラシを作られている方もあります。

 

 

 

ニュースレターって何ですか?

ニュースレターとは何? 

その存在はあまり知られていません。

ニュースレターの反対はセールスレターです。いわゆる売込みチラシ・DMで一般的によく見かけるかと思います。ネットで検索すると下記の情報が出てきました。

自社発行の「手書き新聞」と思ってください。 特徴は

  ・基本的に売り込みのない内容
  ・お客さんにとっての利益をもたらす情報書く
  ・社長や従業員のことをさらけ出した内容
  ・親しみをもってもらう手紙、
  ・1度でも接触のあった、見込み客、既存客、に対し定期的に送る。

 売込みがなく役に立つ情報なのでDMとは違い何回出しても嫌われることはありません。ニュースレターを出す事により、お客さんとの接触が増え、身近に感じられるようになります。その結果、購入時期になると、ニュースレターを出している所に声がかかりやすくなります。そして忘れてはならないのが、顧客の流出を防ぐことができます。顧客流出の一番の原因は忘れられることです。忘れられないようにするには「接触頻度」を上げるのが一番です。その点、毎月出す、ニュースレターは最適なツールといえます。

 

さて、私は「元気ニュースレター研究会」なるものを立ち上げました。

建材店をしていた時に、元気便りというコラムを毎日書いていたので、この元気を引用したのです。その元気という意味は、健康とか勢いがいいなどと思われますが、「元の気」であると3年前に京都の先生に教えてもらいました。「元」は天地創造の神さまのような存在で「気」は意思だそうです。つまり元気とは、志とか夢・目標などにつながるスゴイ言葉のようです。

これから、ニュースレターに関することをこのブログに書いていきますので、どうぞ宜しくお願いします。